靴職人の曽田耕(SODA KO)氏による『ははは SS Ⅲ』展 at 八百コーヒー店(東京・文京区本駒込)のご紹介。

ハンドメイド靴作家の曽田耕(SODA KO)氏と家族の作品展が、2025年12月10日~28日(11:00-18:00/月、火は定休)に、東京都文京区本駒込にある「八百コーヒー店」で開催されるので紹介したい。

『ははは SS Ⅲ』展 at 八百コーヒー店

曽田氏は、以前より「Ko」ブランドでハンドメイドの靴を製作している靴作家だ。
作品はどれも個性的なデザインが多く、独特な魅力がある靴ばかり。
そんな彼が、靴と共に、家族それぞれが作ったお皿や小鉢、花瓶、グラス、ブローチなどの作品と一緒に展示会を開催する。
喫茶しながら楽しめますので、ぜひ足を運んでみてください♪

『ははは SS Ⅲ』
会期:2025年12月10日~28日
時間:11:00-18:00
会場:八百コーヒー店(東京都文京区本駒込2-10-5)
定休日:月、火曜日
イベント詳細

八百コーヒー店
東京都文京区本駒込2-10-5


靴の街・浅草で開催中の展示イベント『靴学校・靴教室 ガイド2026』(at 浅草文化観光センター)を訪れました。  

2025年10月25日(土)、今月23日(木)~11月3日(月・祝日)まで浅草文化観光センター7F展示ホールで開催中の、『靴学校・靴教室 ガイド2026』を訪れました。

展示イベント『靴学校・靴教室 ガイド2026』(at 浅草文化観光センター)会場の様子の写真
会場内の様子

本イベントは、日本全国に約140校あまり存在する靴づくり教室や靴学校を紹介するとともに、国内で活躍する靴職人や靴教室・靴学校の生徒たちの作品を展示しています。

キサキシューズ(神奈川・横浜)の靴/『靴学校・靴教室 ガイド2026』(at 浅草文化観光センター)
キサキシューズ(神奈川・横浜)の靴。
「MASATAKA NAKANISHI(中西 雅貴)」(大阪・羽曳野市)の靴/『靴学校・靴教室 ガイド2026』(at 浅草文化観光センター)
「MASATAKA NAKANISHI(中西 雅貴)」(大阪・羽曳野市)の靴。

その他、様々な靴が展示されていました。
詳しくは以下のリンクページをご覧ください。

イベントレポート詳細

展示されている靴はどれも、製作者のこだわりが伺える、手の込んだ作品で、ハンドメイド(手作り)ならではの既製靴にはない作り(製法や素材、カラー)やデザインが多く、見ているだけでも楽しいです。
11月3日まで開催中ですので、靴に興味のある方、ぜひ浅草に足を運んでみてください。

会期:2025年10月23日~2025年11月03日
時間:11:00-18:00(最終日は17:00)
会場:浅草文化観光センター 7階展示スペース
イベント情報イベント内容の詳細

浅草文化観光センター
東京都台東区雷門2丁目18−9


【イベント情報】『靴学校・靴教室 ガイド2026』at 浅草文化観光センター7階

東京・浅草は、日本で初めて革靴工場ができた地で、今でも国内最大の革靴生産地となっています。そんな浅草・雷門前「浅草文化観光センター 7階展示スペース」で、2025年10月23日(木)~11月3日(月・祝日)まで、『靴学校・靴教室 ガイド2026』が開催されています。

『靴学校・靴教室 ガイド2026』イベント会場内の様子の写真(浅草文化観光センター7階)
会場内の様子

会期:2025年10月23日~2025年11月03日
時間:11:00-18:00(最終日は17:00)
会場:浅草文化観光センター 7階展示スペース

■イベント内容紹介

『靴学校・靴教室 ガイド2026』イベント概要
『靴学校・靴教室 ガイド2026』イベント内容

今、全国各地に数多くの靴学校・靴教室がある。大半がハンド&オーダーメイドの靴づくりを教え、靴の魅力を伝えている。欧米諸国にも見られない “匠の国” 日本ならではの現象、靴文化である。そんな靴学校・靴教室の概要紹介と、各校の生徒や講師が製作した靴作品を展示紹介する、靴づくりという迷宮の入り口となるガイドイベントとなっている。

イベント概要:
1:全国各地の靴学校・靴教室の概況、変遷紹介
2:有力靴学校・靴教室のパネルガイド
3:浅草・都内・近郊の靴学校・靴教室の生徒作品およびレジェンド卒業生の靴の展示

『靴学校・靴教室 ガイド2026』靴づくり教室、製靴学校一覧
全国の靴づくり教室、製靴学校一覧

全国に存在する、靴づくり教室・製靴学校をリスト化した約140校。
靴づくりを通じて、新しい自分を見つけるチャンスかも!?

イベント詳細


浅草文化観光センター
東京都台東区雷門2丁目18−9


ブログ » イベント情報

靴の街・浅草で開催中のイベント『靴が歩んだ “昭和100年”(J- s h o e s 1 9 2 5- 2 0 2 5)』、スペシャルトークライブ『日本の靴(履物)、未来の(革)靴』を訪れました。

『靴が歩んだ “昭和100年”(J- s h o e s 1 9 2 5- 2 0 2 5)』浅草文化観光センター

2025年8月23日(土)、靴の街・浅草(雷門前・浅草文化観光センター7階)で開催中の靴のイベント『靴が歩んだ “昭和100年”(J- s h o e s 1 9 2 5- 2 0 2 5)』、スペシャルトークライブ『日本の靴(履物)、未来の(革)靴』を訪れました。

会場内の様子『靴が歩んだ “昭和100年”(J- s h o e s 1 9 2 5- 2 0 2 5)』浅草文化観光センター

会場には、パネルとともに靴産業が歩んだ100年が紹介されている。

展示された紳士靴や婦人靴『靴が歩んだ “昭和100年”(J- s h o e s 1 9 2 5- 2 0 2 5)』浅草文化観光センター

写真は、1950~70年代の紳士靴。
その他、戦時中の軍靴から、1980年代のDCブランド全盛期の靴、2000年代の靴まで、貴重なサンプルが展示されている。

★より詳しいイベントレポートは、以下ページをご覧ください。
イベントレポート詳細

スペシャルトークライブ

三澤則行トークライブ『日本の靴(履物)、未来の(革)靴』浅草文化観光センター

6階多目的ホールでは、靴職人でありアーティストの三澤則行氏のトークライブが行われた。

三澤則行氏の靴アート作品「MUSIC Ⅵ-horn(ホルン)-」「畳(Tatami)」「波(Nami)」

三澤則行氏の靴アート作品「MUSIC Ⅵ-horn(ホルン)-」(写真手前)、「畳(Tatami)」(写真中央)、「波(Nami)」(写真奥)。
「畳(Tatami)」と「波(Nami)」は、今年の大阪万博(EXPO2025 大阪・関西万博)「未来の靴のカタチ/The Contours of Future Shoes」に出展した。

★より詳しいイベントレポートは、以下ページをご覧ください。
イベントレポート詳細

8月25日~31日までは『くつのおと(The Sound of Shoes)』が開催されています。入場無料でどなたでもご覧いただけますので、ぜひ浅草に足を運んでみてください♪

■場所:浅草文化観光センター7F(台東区雷門2丁目18-9)


「靴の街・浅草イベント2025」が浅草文化観光センター(7階展示スペース)にて開催されています。8月17日~31日まで。

東京・浅草は、日本で初めて革靴工場ができた地で、今でも国内最大の革靴生産地となっている。そんな浅草・雷門前「浅草文化観光センター 7階展示スペース」で2025年8月17日(日)~31日(日)まで、革靴にまつわるイベントが開催されているので紹介したい。

23日(土)には、6階多目的ホールにて靴職人でもあり世界的アーティストでもある三澤則行氏によるトークライブが行われる。
イベント後半(8月25日~31日)は、三澤氏と同氏の生徒さんの作品の展示が行われる。


■8月17日(日)~24日(日)
展示イベント『靴が歩んだ “昭和100年”(J- s h o e s 1 9 2 5- 2 0 2 5)』

靴の街・浅草2025展示イベント『靴が歩んだ “昭和100年”(J- s h o e s 1 9 2 5- 2 0 2 5)』

時間:11:00-18:00(最終日は17:00)
会場:浅草文化観光センター 7階展示スペース

イベント詳細

イベントレポート


■8月23日(土)
スペシャルトークライブ『日本の靴(履物)、未来の(革)靴』

スペシャルトークライブ『日本の靴(履物)、未来の(革)靴』三澤則行(みさわ のりゆき/Noriyuki Misawa)

時間:14:00-16:30
会場:浅草文化観光センター 6階多目的ホール

イベント詳細

イベントレポート


■8月25日(月)~31日(日)
展示イベント『くつのおと(The Sound of Shoes)』
~東京の靴作り教室「The Shoemaker’s Class」生徒と、講師・靴職人 三澤則行による靴の作品展~

展示イベント『くつのおと(The Sound of Shoes)』
~東京の靴作り教室「The Shoemaker’s Class」生徒と、講師・靴職人 三澤則行による靴の作品展~

時間:10:00-19:00(初日25日は12:00から/最終日31日は17:00まで)
会場:浅草文化観光センター7階展示スペース

イベント詳細


浅草文化観光センター
東京都台東区雷門2丁目18−9

浅草で開催中の靴の記念日メモリアルイベントに伺いました。―3月15日は靴の記念日。日本の革靴の歴史、国内メーカー6社の革靴、60種類の木型からオーダーできる紳士靴メーカー「Tokyo Foot Tailor」の展示。イベントは2部構成で内容を変えて30日まで開催。(浅草文化観光センター7F)

会場の様子/『靴の記念日メモリアルイベント2025「Shoes Odyssey(シューズオデッセイ)ー日本の靴 千変万靴 百靴繚乱ー」』

2025年3日8日(土)、浅草で開催中の靴の記念日メモリアルイベントに伺いました。
浅草は、日本で初めて革靴の工場が作られた街で、今でも国内最大の革靴の産地となっています。
そんな靴の街浅草の歴史を展示で見ることができます。

あと、意外と自分の革靴のサイズって曖昧だったりしますよね?ここに来れば一発解決です。
サイズは23.5cm~28cm、幅(ワイズ)もC~4Eと細身から幅広までサンプルが試履きいただけます。足型計測器による足の計測会も行っています。
また、国内革靴メーカー6社の革靴もお試しいただくことができます。(履き心地やフィット感の違いを体感できます。)
16日まで開催されていますので、ぜひ足を運んでみてください♪
(メモリアルイベントは30日まで。17日は閉場。18日から内容が変更されます。詳細は以下ご参照。)

■イベント詳細:
『靴の記念日メモリアルイベント2025「Shoes Odyssey(シューズオデッセイ)ー日本の靴 千変万靴 百靴繚乱ー」』

■場所:浅草文化観光センター7F(台東区雷門2丁目18-9)


■会場の様子

会場入り口/『靴の記念日メモリアルイベント2025「Shoes Odyssey(シューズオデッセイ)ー日本の靴 千変万靴 百靴繚乱ー」』

会場入り口。(浅草文化観光センター7F 展示会場)

日本の革靴産業の歴史の展示の様子/『靴の記念日メモリアルイベント2025「Shoes Odyssey(シューズオデッセイ)ー日本の靴 千変万靴 百靴繚乱ー」』

日本の革靴産業の歴史の展示の様子。

紳士靴ブランド「TokyoFootTailor」/『靴の記念日メモリアルイベント2025「Shoes Odyssey(シューズオデッセイ)ー日本の靴 千変万靴 百靴繚乱ー」』

紳士靴ブランド「Tokyo Foot Tailor」 。
サイズ23.5cm~28cm、幅(ワイズ)C~4Eの組み合わせによる60種類の木型から、自分にぴったりのサイズをオーダーできる。

国内革靴メーカーの紳士靴/『靴の記念日メモリアルイベント2025「Shoes Odyssey(シューズオデッセイ)ー日本の靴 千変万靴 百靴繚乱ー」』

国内革靴メーカーの紳士靴。

同じサイズのメーカー違いの靴/『靴の記念日メモリアルイベント2025「Shoes Odyssey(シューズオデッセイ)ー日本の靴 千変万靴 百靴繚乱ー」』

同じサイズのメーカー違いの靴を列べてみる。
見た目でも大きさの違いがわかる。
履いてみると、それぞれ履き心地やフィット感が異なる。
メーカーの個性が体感できる。

イベントレポート詳細

2025年3月21日(金)、国内で唯一「製くつ科(製靴科)」のある職業訓練校 台東分校にて53期生の卒業制作展『分校クツコレ ~過去・現在・未来~』が開催されます。

『分校クツコレ ~過去・現在・未来~』2025年53期生

国内で唯一「製くつ科(製靴科)」のある職業訓練校である台東分校の、製くつ科53期生の卒業制作内覧会が3月21日(金)に行われます。
卒業生たちの1年間の集大成をご覧いただけます♪

■イベント概要
台東分校 製くつ科 卒業制作内覧会『分校クツコレ ~過去・現在・未来~』
場所:東京都立城東職業能力開発センター 台東分校(台東区花川戸1-14-16)
会期:2025年3月21日(金)
時間:10:00~20:00
イベント詳細: https://shoepara.jp/event/detail/?event_id=333

■地図

靴の記念日メモリアルイベント2025「Shoes Odyssey(シューズオデッセイ)ー日本の靴 千変万靴 百靴繚乱ー」(3月2日~30日 at 浅草文化観光センター)イベントのご案内(入場無料)

3月15日は靴の記念日。メモリアルイベントが、3月2日~30日(※17日は閉場)浅草文化観光センター7Fにて開催されます。どなたでも無料で入場できますので、ぜひ浅草に足を運んでみてください♪

靴の記念日メモリアルイベント2025「Shoes Odyssey(シューズオデッセイ)ー日本の靴 千変万靴 百靴繚乱ー」

3月15日は「靴の記念日」。1870(明治3)年、日本にはじめて西洋靴の工場が誕生した日。以来150年余り、靴は、時代と暮らしの移り変わりに合わせて進化し、人生を共に歩む足もとの伴侶としてますます大切な存在になっています。
そんな日本における靴の歴史をたどり、昭和・平成・令和を象徴する靴を紹介するイベントShoes Odysseyを開催します。足のサイズ計測、靴の試し履き、ワークショップ、トークライブなども行われる靴の街・浅草ならではのイベントです。

靴の記念日メモリアルイベント2025「Shoes Odyssey(シューズオデッセイ)ー日本の靴 千変万靴 百靴繚乱ー」内容と日程

第1部(3月2日~16日)
『靴産業/千変万靴』

1:靴の街・浅草の歴史と皮革産業資料館 (稲川實追悼展)
24年3月に亡くなった皮革産業資料館稲川實館長の一周忌追悼展として、資料館の資料を中心に靴産業の変遷や時代を象徴する靴を展示。

2:浅草の靴プレゼンテーション (協力/全日本革靴工業協同組合連合会)
紳士靴ブランド「TokyoFootTailor」婦人靴ブランド「i/288」の紹介と足型計測とフィッティングのデモンストレーン。また、有名紳士靴ブランドの履き比べも実施。

●スペシャルイベント:「靴の記念日」トークライブ●
会期:3月15日「靴の記念日」午後1時~5時
会場:浅草文化観光センター6階ホール

第1部:靴の街・浅草の歴史と靴歴史家・稲川實
皮革産業資料館の館長であり長年、靴産業資料の収集や研究を続け、靴産業発祥の地(伊勢勝造靴場・築地入船町)の特定や「靴づくりの文化史」などの執筆活動を行い昨年3月に亡くなった稲川さんをしのび、その功績=浅草の靴の歴史を辿る。

第2部:靴好き人間が集う靴族会議 (かぞくかいぎ)
靴産業、靴職人のトップランナーを囲み、靴の魅力、靴づくりの難しさ、そして日本の靴と靴作り、シューズビジネスの未来を語り合うダイバーシティ・ミーティング。今回のテーマは、スニーカー時代なのに?だから?ハンドメイド&オーダーメイド革靴の可能性。

※3月17日は展示入れ替えのため閉場

■第2部(3月18日~30日)
『靴職人/百靴繚乱』

3:手製靴職人の作品展示とワークショップ
浅草を中心に各地で活動する平成・令和の多彩な靴職人、約30人(予定)の代表作・近作を集め展示紹介。週末には製作実演、ワークショップなども実施。

■イベント詳細
https://shoepara.jp/association/jshoesnext/newsdetail_15234_3079.html

■地図

『MODA ITALIA(モーダ・イタリア展)&シューズ・フロム・イタリー展 2025-26 Fall/Winter Collections(2025~26年 秋冬コレクション)』を訪れました。  

2025年2月5日(水)、4日から6日までベルサール渋谷ガーデンにて開催中の、「MODA ITALIA(モーダ・イタリア展)2025-26 Fall/Winter Collections」を訪れました。

MODA ITALIA(モーダ・イタリア展)&シューズ・フロム・イタリー展 2025-26 Fall/Winter Collections(2025~26年 秋冬コレクション)

本展示会は、1987年のイタリア靴の展示会「シューズ・フロム・イタリー展」からスタートし、1992年にイタリアのファッション展示会「モーダ・イタリア展」が始まり、2009年より二つの展示会がひとつになり合同展になっています。
イタリアのおしゃれな靴がたくさん出展されています。

会場の様子/MODA ITALIA(モーダ・イタリア)&シューズ・フロム・イタリー 2025-26 Fall/Winter Collections(2025~26年 秋冬コレクション)

110を超えるイタリアファッションメーカーが一同に出展。毎回約2千人の来場者が訪れる。

会場内の出展ブースの様子/MODA ITALIA(モーダ・イタリア)&シューズ・フロム・イタリー 2025-26 Fall/Winter Collections(2025~26年 秋冬コレクション)

アパレル(洋服)、バッグ、靴など、イタリアファッションのすべてを見ることができる。

靴の出展ブース/MODA ITALIA(モーダ・イタリア)&シューズ・フロム・イタリー 2025-26 Fall/Winter Collections(2025~26年 秋冬コレクション)

靴は、レディースからメンズまで、どれも上質なレザーでつくられたお洒落なデザインのシューズが多く並んでいました。

■詳細レポート
https://shoepara.jp/tips/578/

靴職人でアーティストの三澤則行氏の個展『Noriyuki Misawa Exhibition「A single sketch Vol.1 ~ Creative Toughness ~ 」at MAISON GEKKOSO(銀座 月光荘)』を訪れました。新作「MUSIC Ⅵ-horn-」を発表!  

2025年1月25日(土)、銀座月光荘で開催中の「Noriyuki Misawa Exhibition『A single sketch Vol.1 ~ Creative Toughness ~ 』at MAISON GEKKOSO」を訪れました。
ハンドメイド靴職人の三澤則行氏による、アート作品の個展。
同氏は、靴をモチーフにした芸術作品の制作を行っていて、昨年(2024年)にはニューヨークで個展を開催するなどの実力派アーティストだ。
今回、新作「MUSIC Ⅵ-horn-」の発表を兼ねた個展開催となる。

ギャラリー会場内の様子/Noriyuki Misawa Exhibition「A single sketch Vol.1 ~ Creative Toughness ~ 」at MAISON GEKKOSO(三澤則行 個展 at 銀座 月光荘)

ギャラリー会場内の様子。

新作「MUSIC Ⅵ-horn(ホルン)-」と三澤則行氏/Noriyuki Misawa Exhibition「A single sketch Vol.1 ~ Creative Toughness ~ 」at MAISON GEKKOSO(三澤則行 個展 at 銀座 月光荘)

三澤則行(Noriyuki Misawa)氏。
今回の個展で初めてお披露目となる新作「MUSIC Ⅵ-horn(ホルン)-」と共に。
後ろの壁に飾られてるのは、作品のもとになった同氏のスケッチ画。

「MUSIC Ⅵ-horn(ホルン)-」2025年制作の新作/Noriyuki Misawa Exhibition「A single sketch Vol.1 ~ Creative Toughness ~ 」at MAISON GEKKOSO(三澤則行 個展 at 銀座 月光荘)

新作「MUSIC Ⅵ-horn(ホルン)-」2025年制作。
靴と楽器ホルンをイメージし、革で作られている。

スケッチ画「MUSIC Ⅵ-horn-Drawing(ホルン ドローイング)」/Noriyuki Misawa Exhibition「A single sketch Vol.1 ~ Creative Toughness ~ 」at MAISON GEKKOSO(三澤則行 個展 at 銀座 月光荘)

制作のもとになった三澤氏のスケッチ画「MUSIC Ⅵ-horn-Drawing(ホルン ドローイング)」。
三澤氏の創作は、必ず1枚のスケッチ画を描くことから始まることから、今回の個展のタイトル「A single sketch」にもなった。
本ポスターは販売もされていた。

「靴の巣(Foot’s Nest)」/Noriyuki Misawa Exhibition「A single sketch Vol.1 ~ Creative Toughness ~ 」at MAISON GEKKOSO(三澤則行 個展 at 銀座 月光荘)

三澤則行氏の代表作である「靴の巣(Foot’s Nest)」2020年作。
材料は、靴のソールやヒールなどに使われる積み上げ革を使って作られている。
新型コロナウィルス感染拡大をうけ、緊急事態宣言が発出された2020年に制作。
外出の自粛を余儀なくされ、靴が蔑ろにされるような想いから、どうにか靴を違うアプローチで表現できないかと思い制作したのだそう。
そういった当時の三澤氏の思いが、革一枚一枚に積み上がっているように見えた。

ハンドメイド紳士靴「MUSIC Ⅰ」(2018年作)/Noriyuki Misawa Exhibition「A single sketch Vol.1 ~ Creative Toughness ~ 」at MAISON GEKKOSO(三澤則行 個展 at 銀座 月光荘)

「靴の巣」のすぐ下の段に飾られた、ハンドメイド紳士靴「MUSIC Ⅰ」(2018年作)。
アッパー(甲革)のデザインはもとより、ソールの美しいライン、ヒールやリフト(ゴム部)の形状、土踏まずのタックス飾りなど、オーダーメイドで真摯に靴づくりを続ける中で培った三澤氏の美的感性がうかがえる一足。

漫画本「靴のカタチ 〜靴職人 三澤則行の軌跡〜」/Noriyuki Misawa Exhibition「A single sketch Vol.1 ~ Creative Toughness ~ 」at MAISON GEKKOSO(三澤則行 個展 at 銀座 月光荘)

漫画本「靴のカタチ 〜靴職人 三澤則行の軌跡〜」(原作:中村旭宏/作画:モロトト/発行:The FAN合同会社、文彩堂出版)。
三澤氏の半生を描いたマンガとなっている。

【本個展を訪れて】
三澤則行氏はもともとはハンドメイド靴職人。
現在は、靴職人としての活動の傍ら、アート作品の制作に打ち込み、自身の感性や思想を表現している。
個展は国内にとどまらず、ロンドン、ニューヨーク、パリ、シンガポールでも開催され、海外でも好評を得ている。
また、2025年5月には大阪・関西万博(TEAM EXPOパビリオン)で「未来の靴のカタチ」という展示発表を予定している。
靴職人として、またアーティストとして、今後の益々の活躍を期待したいと思います。
個展は、2月2日(日)まで開催されていますので、ぜひ銀座へ足を運んでみてください♪

個展名:Noriyuki Misawa Exhibition「A single sketch Vol.1 ~ Creative Toughness ~ 」場所:月光荘(画室1)
東京都中央区銀座8丁目7−2 永寿ビルB1F

■詳細レポート
https://shoepara.jp/tips/577/