質問集Q&A(靴修理)

靴修理についての質問集Q&A(新着順)

靴修理について、今までにいただいたご質問の一部を、以下にご紹介させて頂きます。
その他、ご不明な点等ござましたら、よくある質問(靴修理)も併せてご覧ください。
お問い合わせ・ご質問は、お問合せフォームよりお気軽にどうぞ。
(返答に多少お時間いただくことがあります。)


日付:2018/12/14
質問内容:「ウレタン層の劣化したレザーソールについて」
気に入っている革靴のなかに、レザーのアウトソールとレザーのアッパーの間にゴム層がある革靴があるのですが、ゴム層が劣化してボロボロになってきました。
しかし、レザーのアウトソールは状態がいいですし、ロゴがはいっているのでこちらはこのまま使いたいです。
どうにかゴム層だけきれいに除去して、レザーソールを縫い直せないでしょうか?
ヒールも中身がゴム製で劣化してしまっているので、リフト交換も行いたいです。お見積もりお願いできますでしょうか?

回答(修理担当):
アウトソールを一度外して、縫い直すというと、縫い目が繋がってしまい革(レザーソール)が切れてしまう恐れがありますので、元の縫い穴へ手縫いで縫うか、ソール交換になるかと思います。
申し訳ございませんが、当方では手縫いは行っていないため、当店で修理される場合は、ソール交換をお勧めいたします。ソール交換だった場合の料金は、レザーソールで14000円~15000円になるかと思います。

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日付:2018/12/10
質問内容:
ラバーインジェクションレザーソールとは、靴底にゴム素材が張り付けられるイメージになりますでしょうか。

回答(修理担当):
ラバーインジェクションソールは、レザーソールにラバーが貼り付けてあるというよりは、内蔵されているという感じのものです。インジェクション(注入)型といって、ラバーの分だけもともとレザーソールにくぼみがついたうえで、ラバーが内蔵されていますので、ソール表面は平ら(フラット)になっています。レザーソールの通気性や屈曲性は極力損なわないようにして、滑り止め効果と、耐摩耗性(耐久性)を兼ね備えたソールとなっています。

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日付:2018/12/10
質問内容:
つま先補強で「スチールプレート」と「ビンテージスチール」の違いはどのようなものになりますか?

回答(修理担当):
スチールプレートは、ソールの上からネジで固定する後付けの半月型のプレートです。そのため、プレートの厚み分は突出します。
ビンテージスチールは、同じくネジで固定する半月型プレートですが、取り付ける前にプレートの厚みの分、レザーソールを削ったうえで取り付けますので、仕上がりがほぼフラットになります。体裁的に、ビンテージスチールの方が人気があり、高級紳士靴に取り付けるお客様が多いです。

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日付:2018/12/09
質問内容:
トリッカーズのクレープソールをビブラムソールへソール交換を考えています。その際に、革のミッドソールを何枚か挟んでいただくことは可能でしょうか?

回答(修理担当):
2枚くらいは可能だと思います。おそらくトリッカーズの製法はグッドイヤーウェルト式だと思いますが、3枚以上になりますと縫い付けが厳しくなる恐れがあります。

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日付:2018/10/29
質問内容:
ローク(Loake)のドクターマーチンのようなソールの靴で、ソールの上部が横に切れて、ウェルトとソールが剥がれた感じになっている状態ですが、このまま履いても大丈夫でしょうか?修理はできますでしょうか?

回答(修理担当):
申し訳ございませんが、当店は今のところソール交換修理のみしか受け付けておりません。
そのままお履きになりますと、切り口がどんどん広がっていくかとも思われますので、早めに再接着などの修理をされた方がよろしいかと思います。
ただ接着し直しできるか否かは、ソール素材にもよりますので、
靴を持ち込みで相談できる一般靴修理屋さんにご相談いただくと良いと思います。

全国の靴修理店検索
https://shoepara.jp/repair/

ソール交換は可能だと思いますが、同じようなソールがご用意できませんので、まったく違うソールとなってしまいます。
ビブラムソールなどで修理することになりますので、ご希望のソールをご指定いただけます。

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質問日:2018/09/18
内容:クラークスワラビーのクレープソール交換時に、ミッドソールを交換することで足の沈み込みがいくらか発生しますか?元の靴はナローウィズで足幅よりやや狭いため履き心地が改善すればと考えています。

回答(修理担当):
大変申し訳ございませんが、ソール交換によって幅を広げることは難しいです。
ソール交換時には、ミッドソール(クレープ)も交換しますが、構造は元と変わらないので、沈み込みはさほど変化しないと思われます。
ご参考までに、クラークスワラビーはマッケイ製法という縫い底で作られています。
修理内容としては、クレープソール素材(天然ゴム)を使って、ミッドソールとアウトソールを元のソール形状に近い形へ加工しておき、ミッドソール(クレープ)をマッケイ縫いし、アウトソールを貼り合わせます。
構造上、できる限り元と同じ場所にソールを取り付けることになるので、修理前とは足入れ感はほぼ変化しないと思われます。
また、もし取り付けるソールを幅広にできたとしても、ワラビーのアッパー(甲革)は袋状になっているため、足囲(外周)には変化が生じず、幅が広がる分甲が低くなってしまいます。

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質問日:2017/12/20
内容:ジョージコックスの厚底ラバーソールをレザーソールに変更する事は可能でしょうか。

回答(修理担当):
可能だと思います。
ただ元の厚みは再現できないと思います。
もし厚みをつけたい場合は、レザーミッドソール(3ミリ)を2枚くらい重ねたうえで、本底(4ミリ)を取り付け、ウェルト部分を除いたトータル厚で10ミリ程度が限界かと思われます。

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質問:2017/12/13
トリッカーズの短靴バートンのDiniteソールをダブルレザーソールに張り替える際の納期と見積もりはいくらくらいになりますか。

回答(修理担当):
レザーソール+革積み上げヒール+半革リフト
写真のような仕様(レザーソール+革積み上げヒール+半革リフト)での修理料金(※)は、両足で14000円(税込)+レザーミッドソール1枚1080円(税込)=15080円(税込)になると思います。納期は通常3~4週間いただいております。(材料の調達などで若干遅延する場合がございます)

※修理料金、送料は2017年12月現在

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質問:2017/12/08
アメリカのHELMBOOTSというブーツですが、靴底の修理を依頼した場合修理は可能でしょうか。修理可能な場合、修理代金もお教えいただけますと幸いです。

回答(修理担当):
レッドウィングやチペワのようにグッドイヤーウェルト製法で作られた靴でしたら、修理は可能だと思います。(純正ソールではなく類似ソールとなります。)
製法によっては修理できない場合や製法を変えての修理になる場合がございますし、デザインによっては再現ができない場合もございますので、ご依頼前に靴の写真をメールに添付いただけますと助かります。
修理料金(※)は両足で14000円(税込)~15000円(税込)くらいになるかと思います。(出来上がり後の返送時の送料540円が別途かかります。)

※修理料金、送料は2017年12月現在

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Q:今回、ブーツ購入を検討している中で御社HPを見つけ拝見いたしました。 レッドウィングかティンバーランドで迷っており長く履きたいので御社HPを拝見して問い合わせさせて頂きました。 ソールを全交換する前提の話なのですが、サイズの制限はありますか? 私、長身で足のサイズもでかくいずれのブーツも31㎝を購入予定です。 将来的にソール交換をして頂きたくご連絡いたしましたがソールのサイズ制約はあるのでしょうか? いたるところを確認させて頂きましたが発見できなかったのでお手数ですがお教えいただけますでしょうか。 よろしくお願いいたします。

A:お問い合わせありがとうございます。 確認いたしましたところ、例えば写真のソール(ビブラム1136)ですと、全長35.0cmのものまであるとのことでしたので、 靴のサイズ31.0cmのソール全長が35.0cm以内、また横幅が極端に幅広でなければ、修理可能だと思います。 ソール張替えの際は、ぜひ宜しくお願い申し上げます。

ビブラム1136黒
ビブラム1136アメ

Q:ティンバーランドのブーツにビブラムの1100を装着は可能でしょうか?

A:お問い合わせありがとうございます。
ビブラム1100で修理は可能です。
ただ靴の形状によって、ソール交換ができない場合があります。

写真を2枚ご覧ください。
写真1は、ティンバーランドのブーツです。
画像のような、 甲革とソールとの接着面が平らな、一般的な形状の靴でしたら、 ソール交換修理可能です。

写真2は修理できない靴の写真です。
(A)のように、つま先やかかと部分に巻きあがった形のソールの場合や、
(B)のように、甲革とソールとの接着面が平らではない場合は、
製法上修理できません。 ご心配な場合は、お手数ですが靴の写真を添付いただきメールくださいますよう、お願い申し上げます。
>>修理受付ページはこちら(全国宅配便で承ります)

▼ティンバーランドのブーツ、ソール交換修理前と修理後

ティンバーランドのブーツ、ソール交換修理前と修理後

▼ソール交換修理ができない靴の例

ソール交換修理ができない靴の例

Q:製法についてお聞きしたいのですが、最近、私の購入したブーツはHPでいう 「マッケイ製法(応用)」で出来ています。 私の住んでいるところは、雪が降るので長時間歩いてもしみないソールに出来ないかな、と考えています。 例えば、マッケイ製法をブラックラピド製法に出来るのかな、とか思ったりしています。 マッケイ製法は縫い目から必ずしみてしまうのでしょうか? 次はソールもゴムで出来た凹凸のあるソールに替えたいな、とも考えていますが可能でしょうか? 素人には解決方法が分からないので、アドバイスを頂ければ幸いです。
また、マッケイ製法をブラックラピド製法に修理することで、ソールの張り替えはグッドイヤーウェルト製法のように何度も可能になりますか?修理後に見た目が悪くなることはありますか? 製法を替え、ソールを張り替えても同じ修理料金ですか?

A:職人に確認いたしましたところ、マッケイ式をブラックラピド式で修理することはできな いとの確認でございました。(※可能な場合もあります) 逆の、ブラックラピド式をマッケイ式で修理することはできるとのことでした。 なお、雨がしみないようにするためという趣旨では、 ブラックラピド式も縫い底なので、雨に強いわけではないです。 (※マッケイよりはいいですが、縫い目から雨がしみてくるためです。) ゴム製の凹凸のあるソールへ張り替える方が雨には断然強くなります。 その場合、ゴムのミッドソールをマッケイ縫いしたうえに アウトソールを接着する修理内容になります。 出来上がりイメージを1枚添付いたします。 写真はレッドウィングのブーツです。 ミッドソールに縫いをかけたうえに ビブラムタンクソールを接着しています。 この場合でも修理料金は通常料金です。
また、グッドイヤーウェルト式であっても、ソール交換には限界数があります。 ソール交換時は、ウェルトの出し縫いをほどき、縫い直すのですが、数回縫い直 すうちに、縫い穴が、大きくなったり、多少ずれるため、ウェルトが切れてしま うことがあるからです。ウェルトの交換は、製造時の木型を用意できる製造元 メーカーでしかできない修理となります。(修理を受け付けないメーカーが多い です。) また、ソール交換のたびにウェルトを削って整形するため、 ウェルトの幅が細くなり、縫えなくなればソール交換不可となります。 マッケイ式でも、アッパーの状態で、ソール交換できる回数に限界があります。 なお、修理料金はソールの素材によって異なります。 ご検討のほど宜しくお願い申し上げます。
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ビブラムソール1100

※2018年追記

マッケイ式製法をブラックラピド式製法への修理が可能になりました。ぜひお問い合わせください。


Q:現在所有のグッドイヤーのレザーソール ブラックのチャッカータイプのブーツを雨用のソールに変更をしようかと考えております。 そこで教えていただきたいのですが、ラバータイプのソールに変えてもソールとアッパーの縫い目からはやはり水がしみこんでしまうのでしょうか? または選ぶラバーや加工処理の方法によってはセメント接着のように水の浸入を防ぎやすくなるのでしょうか?  またラバーでもソール面に縫い目が出ているものはそこから染み込んだりしないのですか?   シューズはドレスタイプなのであまりごつい感じのソールではない方が希望です。  アドバイスをいただければ幸いでございます。

A:製法がグッドイヤー式でしたら、縫い目から水が侵入することはまずありません。 ウェルトとアウトソールが縫われているため、靴内には縫い目が無いためです。 ただ、マッケイ式ですと水が侵入します。 中底とアウトソールを縫うため、靴内に縫い目があるためです。

>選ぶラバーや加工処理の方法によってはセメント接着のように水の浸入を防ぎやすくなるのでしょうか? 

返答:申し訳ないことに、当方の知る限り方法はありません。

>シューズはドレスタイプなのであまりごつい感じのソールではない方が希望です。

返答:写真を1枚添付いたします。
ラバーソールで、ビブラムソールというイタリアメーカーのソールを取り扱っております。 写真のソールは、イートンソール(vibram#2055)というソールで、 ドレスシューズとのデザイン的な相性が良いだけでなく、 グリップ性・耐摩耗性にも大変優れ、当店では人気の高いソールです。 ぜひご検討いただければと思います。
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ビブラム2055イートンソール

Q:クラークス・ワラビー・スエード・黒です。 ソールの張替えを依頼したいのですが、クレープソールではなく、ビブラムタンクソールに張替えは可能ですか?

A: 職人に確認いたしましたところ、修理は可能とのことでした。 ミッドソールを形成したうえでマッケイ縫いし、アウトソールを貼り付けるとのことでした。ミッドソールは革(レザー)でもゴム(ラバー)でもOKだそうです。ご検討のほど宜しくお願い申し上げます。
>>修理受付ページはこちら(全国宅配便で承ります)


Q:ティンバーランドのブーツの内側革補修とかはできますでしょうか?

A:大変申し訳ございませんが、当店はソール交換専門店でございまして、 ソール交換以外のみの修理は、受け付けておりません。 ご不便おかけし深くお詫び申し上げます。 内側革補修とは、かかと裏側部分でしょうか? かかとの裏側の修理は、通常、一般靴修理店では 行なっている修理ですので、お近くの修理屋に持ち込みでご相談いただく価値はあると思います。(全国の靴修理店検索)当店でも修理可能ですが、オールソール交換修理と合わせてというかたちで承っております。 革を上から新しく貼り付け、履き口周辺のステッチ部分で縫い付ける修理となるかと思います。料金は、3000円~4000円くらいかと思います。ただ、かかと以外の裏革の補修は通常修理不可です。


Q:10年ほど履いているティンバーランドブーツが、底から水漏れするようになりました。 パッと見、ソールの剥がれは見当たらないのですが、どこかソールとの隙間から水が漏れているものと思います。 これはソール交換で直りそうですか?

A:ティンバーランドのブーツの多くは、モールド式という製法で造られています。
モールド式製法とは、できあがったアッパー(甲革)を、ソールの金型にはめ込み、 ゴムを流しこんでソールを形成させる製法です。 ソールはアッパーに接着で付いております。
水漏れの原因として考えられるのは以下3つです。

1、アッパー(甲革)からの浸水。
革は水を吸いますので、皮革の油分が不足すると防水性が低下し、 浸水しやすくなります。ミンクオイルなど適切な靴クリームを塗ると、改善され ることがあります。

2、ソールとアッパーに隙間が生じたことによるもの。
見た目が剥がれていなくても、接着面に隙間ができると浸水いたします。 この場合オールソールでかなり改善されると思われます。

3、ソールの劣化によるひび割れなど。
ソールを曲げた時にヒビなどは見当たりませんでしょうか? ひび割れからの親水の場合は、 オールソールで完全に解決されると思います。

以上のように、2と3の場合は、
オールソールにより改善もしくは解決できる可能性があります。
(ソール交換は縫い+接着でしっかりソール付け致しますが、完全防水ではあり ません。ご了承くださいませ。)
ご検討のほど宜しくお願い申し上げます。


Q:リーガルの革靴ですが、手入れが悪く左足の小指付近の革が割れてしまいました。ショップでは「ボディーの損傷は修理出来ない」とのことでした。御社でも対応は難しいでしょうか?(説明を受けた時に、修理出来ない理由は理解できましたが、履心地が良かったもので。手入れの重要性は認識しましたが、なんとかならないものかと思いまして。)

A:申し訳ございませんが、当店でも補修することはできません。 お問い合わせいただきましたのに深くお詫び申し上げます。
可能か否かはわかりませんが、革のメンテナンスを専門とする修理店にご相談いただく価値はあるかと思います。

ご参考:全国のレザーケア専門店 検索